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クリスマスシーズンにオススメ【明洞聖堂】のライトアップ

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明洞を訪れる日本人観光客は多いと思いますが、明洞にこんなスポットがあるのはご存知ですか?

ソウルロイヤルホテルの斜め向かい、小高い丘の上に静かにたたずむ明洞聖堂。韓国カトリック教徒の精神的なシンボルとなっています。

街の喧騒が嘘のように、おごそかな雰囲気の聖堂では、1日数回実際にミサが行われています。

聖堂に至るまでの石段横には白バラのライトアップが。

キリスト教信者でなくても、ぜひ訪れてほしいスポットです。

明洞聖堂とは

韓国最古のカトリック大聖堂。

韓国初のレンガで建設されたゴシック様式の聖堂は迫害や戦争を経て1898年に完成し、史跡として観光客の脚光を浴びる一方、カトリック教徒の心のよりどころともなっています。

韓国国民とキリスト教

その昔、李氏朝鮮時代に清に留学していた韓国人が初めてキリスト教に触れ、その後開国によりフランス人宣教師が訪韓しキリスト教が広く布教されることになりました。

先祖崇拝と貴族制度の否定は多くの共感を得る一方、当局によって弾圧を受けることになり、一部の殉教者は明洞聖堂の地下墓所に眠っています。

それでも着々と信徒を増やし、今日では韓国国民の実に3割がキリスト教信者(1割がカトリック教徒)だそうです。

カトリックとはキリスト教の一派であり、イエズス・キリストの母である聖母マリアを崇敬しています。

ライトアップの時間と様子

ライトアップは日没から21:45頃まで。

丘の中腹には聖母マリアの礼拝所もありました。

礼拝所にはひざまずいて祈ることができるように礼拝用のカウンターが用意されていました。

また、順番を待つ人の為に、ベンチが暖かかったのにはビックリ!

丘にはびっしりと白バラのライトアップが。

自光式になっています。

聖堂前の広場には、イエズス・キリストの生誕のシーンを表現した展示物もあります。(厩戸で生まれたと言われており、救い主が生まれたと天使から知らされ、金の星に導かれた3人の博士が祝福に駆けつけたところを表現しています。)

星の向こうに伺えるビル群に、何とも言えない情緒を感じます。

聖堂の中も自由に出入りすることができますが、丁度ミサが行われていたので、写真は撮らず、心静かに祈りを捧げてきました。

聖堂の中はコネストの記事を参照してくださいね。

https://www.konest.com/m/spot_detail.html?id=494

明洞聖堂の場所

コネストさんから地図をお借りしました。

まとめ

観光客で溢れかえる明洞に、こんなおごそかな場所があったのは意外でした。

昼間とはまた違う顔を見せる明洞聖堂のライトアップ。

明日はクリスマスですが、ソウル滞在中の方はぜひ訪れてみてください。

時間が合えばクリスマスのミサに参加されてはいかがでしょうか?

言葉は違えど伝わるものはあるはずです。

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