仕事のある日はどうしても料理は作り置きになってしまいますが、休みの日はできるだけ作りたてが美味しい料理を心がけています。
献立を考える時、 私は主役になるメニューを先に決めて、そのメニューと喧嘩しない味のものを脇役に据えていきます。
今夜の晩ごはんは、主役が「あさりご飯」。春先が旬と思われていますが、9~10月も旨味が増え、旬の時期なのだそう。
炊き込みごはんがメインなので、普段メインになるべきおかずは、比較的あっさりとしたものにして、バランスを取っています。
あさりご飯
材料
剥きあさり・・・90グラム
お米・・・1.5合
だしの素・・・小さじ2
砂糖・・・少々(参考:耳かき2杯程度)
濃口醤油・・・大さじ2杯
作り方
お米は研いで、ひたひたになるくらいの水に30分程度浸けておく。
だしの素・砂糖・醤油をお米に合わせ、混ぜ合わせる。
その後、炊飯釜の1.5合の線まで水を加え、その上にあさりを入れて、水分に浸かるように散らす。
そのまま通常モードで炊飯する。
炊き上がったらすぐに混ぜておく。
舞茸の吸い物
材料
舞茸・・・1/2パック
水・・・使用するお椀で2杯分
だしの素・・・小さじ大盛り2
濃口醤油・・・おたま1/2程度(お好みで増減)
砂糖・・・少々(コクが出ます)
すだち・・・1個
作り方
鍋に水とだしの素、舞茸を入れて火にかける。
沸騰したらアクを丁寧に取り除く。
砂糖と醤油を入れて5分程度煮立たせたら火を切り、30分程度味をなじませると、舞茸の香りが引き立ちます。
食べる直前にあたため、沸騰したら火を切ってお椀に盛り付ける。
1杯につき、すだち半個を軽くしぼり、そのままお椀に入れる。
鶏肉の塩麹焼き
材料
鶏モモ肉切り身(すき焼き用など細切りのもの)・・・250グラム
塩麹・・・大さじ2
油・・・大さじ1
作り方
鶏肉に塩麹をまんべんなく合わせ、30分程度冷蔵庫で寝かす。
フライパンに油を馴染ませ、強火であたためたところに、鶏肉を皮を下にして入れ、焼き色がついたらひっくり返す。
全体的に焼き色がついたら、中火に下げ、焦げないように注意しながら5分程度炒め焼きする。
がんもと小松菜の炊き合わせ
材料
がんも・・・8個
小松菜・・・2株
水・・・鍋に入れたがんもがかぶるくらいの量
だしの素・・・小さじ3
砂糖・・・大さじ1
濃口醤油・・・おたま半分
(小松菜を茹でる時に使う塩・・・小さじ1)
作り方
先に小松菜を茹でる。鍋に水をたっぶり入れ、塩も入れて火にかける。沸騰したら、小松菜の茎の部分を先に入れ、再度沸騰したら葉を入れる。葉の部分の緑色が濃くなったら、ザルにとり、流水で冷ます。
がんもを鍋に先に入れ、がんもがかぶるくらいの水・だしの素を加え火にかける。
沸騰したらアクを取り除き、砂糖と醤油を入れて弱火で10分程度煮込む。途中味をし、吸い物より少し濃いめならOK。
がんもを器に先に取り上げ、残った出汁に小松菜を入れ火にかける。沸騰したら火を止め、器に盛り付ける。
全体の作成手順
ご飯が炊き上がる間に全てを仕上げます。
①あさりご飯の用意をして、炊飯器のスイッチを入れる。
②舞茸と水を入れた鍋を火にかける。
③鶏肉と塩麹を合わせ冷蔵庫で寝かす。
④舞茸の鍋が沸騰したらアクを取り調味料を入れる。
⑤がんもを炊き始める。舞茸の鍋の火を切り放置。
⑥小松菜を洗い切り分けておく。
⑦がんもが煮上がったら器に移し、小松菜をさっと煮て器に盛り付ける。
⑧この間洗い物など。
⑨炊飯が残り10分くらいになったら鶏肉を焼き始める。焼き上がったら器に盛り付ける。
⑩炊飯できたタイミングで、舞茸の吸い物をあたためる。沸騰したら椀に移しすだちをかける。
⑪あさりご飯を茶碗に入れて完成。
実際は30分もあれば出来上がると思います。
煮物は少し置いた方が味がしっかり染み込んで美味しいですよ。
ぜひお試しください。