お正月の我が家の名物料理は「焼豚」です。
あまりに好評すぎて、実家では正月に向けて7キロも仕込みます(笑)
難しそうで、プロの料理のイメージが強い焼豚ですが、時間さえあれば簡単に作れますよ🎵
大量に作るときは塊で買って切り分け、タコ糸で縛ったりと面倒な作業もありますが、今回はより簡単に作る方法をお伝えします!
用意するもの(2~3人分)
豚肩ロース・ステーキ用肉 約300グラム(ある程度厚みがあるものを用意してください。写真のもので約3センチほどです。)
ニンニク 1片(今回はお肉にガーリックチップが付いていたので、それを流用しました)・・・輪切りにする
生姜 ピンポン玉くらいの大きさ・・・千切りにする
白ネギ 1/2本・・・写真のように切り分けるか、3センチ長でぶつ切りにする
日本酒 100cc
砂糖 大さじ2杯
濃口醤油 100cc
水 100cc
油 大さじ1
焼豚の作り方
①肉がすっぽり入る大きさのお鍋に、油を引き、強火でニンニク・生姜・白ネギを炒める。
②良い香りがしてきたら豚肉を入れ、強火のまま全面に焼き色が付くまで、ひっくり返しながら焼いていく。この時①が焦げてくるが気にしなくてOK。
③豚肉の全面に焼き色が付いたら、酒→砂糖→濃口醤油→水の順に鍋に投入する。沸騰したら中火~弱火におとし、少しずらした状態で蓋をする。
④この時を起点にして、20分に一回豚肉を裏返していく。
煮込んでいる間は特にやることがないので、他の料理をしたり、洗い物をしたり、時間を有効利用してください。
⑤蓋をしてから1時間たったら火を止め、完全に蓋をして、荒熱が取れるまで置いておく。
⑥保存する場合は冷めた状態で鍋の中身ごとタッパに移し冷蔵庫へ。5日はもちます。
すぐ食べる場合は、手で触れるくらいの温度まで冷えたらすぐ切り分けます。
調理上の注意点
料理の上であまり注意する点はありませんが、煮込んでいる時に火が強すぎると、レシピの分量の水分でも焦げ付く場合があるので、上の写真を参考にして水を足してください。
お鍋の中は吹きこぼれない程度にいつも煮たった状態です。
火を止めてすぐに切り分けると、肉汁があふれて火傷するかもしれないのでご注意を。
少し置いたほうが味が馴染んで美味しいと思います。
もちろんですが、用意する豚肉は脂身が均等に付いているものが美味しいです。ヘルシーさを求める場合は脂身のない部分をできるだけ薄切りにすると、豚肉本来の旨味を味わうこともできますよ。
余ったタレの活用
出来上がった焼豚は、そのままでもじゅうぶん味が付いていて美味しいですが、少しタレを付けて食べても美味しいです。
また、残ったタレはニンニク・生姜・白ネギを取り除いて小瓶に移し冷蔵庫へ。
しばらくすると油(ラード)とタレに分離するので、ラードは炒めものに、タレはチャーハンや野菜炒めに使用すると絶品です。
また中華スープを作り、そこにタレとラードを入れると美味しいラーメンスープになりますよ。
いつもすぐに使用してしまうんですが、冷蔵庫で1ヶ月はもちます。
まとめ
すべての工程を合わせても1時間半あれば作れます。煮込みの1時間は他のことができるので、意外と簡単にプロ並の焼豚を味わうことができて、かつリーズナブル。
余ったタレやラードの使い道も豊富にあるので、ぜひ一度お試しくださいね!